施術の効果を、
測れる範囲で確認しています
近赤外線分光法・モーションキャプチャー等による研究内容を、一般の方にも分かりやすくご紹介
「お灸って本当に体に効いているの?」
「整体や鍼って、何となく良くなった気がするだけじゃないの?」
そんな疑問を持たれる方は少なくありません。
当院では、これらの疑問に対して、「測れる方法で確かめてきた」という答えを持っています。
このページでは、院長が学会発表してきた研究内容を、専門用語をできるだけ使わずに、一般の方向けに解説します。
「証拠があるからやる、証拠がないからやらない」当院のこの姿勢は、こうした研究の積み重ねに基づいています。
お灸・超音波で、本当に深い部分まで効いている?
使った技術:近赤外線分光法
(きんせきがいせん ぶんこうほう)
これは、皮膚の上から赤い光と赤外線を当てるだけで、体の中の血液の量や酸素の運ばれ方を測れる技術です。
病院で指先にはさむ小さな器具(パルスオキシメーター)と、基本的な仕組みは同じものです。痛みもなく、患者さんの体を傷つけることもありません。
当院で確認できたこと
お灸を据えた後、皮膚の血流だけでなく、その下の筋肉の血流も増えることが測れました。
特殊超音波の刺激でも、深い部分の筋肉の血流が改善することが確認されています。
つまり、お灸や超音波は「体の表面だけ」ではなく、「体の中の深い部分」にもしっかりと効いているのです。
なぜこれが大切なのか
肩こり、腰痛、変形性膝関節症などの症状は、皮膚ではなく筋肉や関節周辺の血流不足が一因とされています。
当院が「血流改善に着目したアプローチ」と申し上げているのは、こうした実測データに基づいています。
関節をいじると、なぜ体全体が変わる?
使った技術:足圧計測・モーションキャプチャー・エコー画像
院長は柔道整復師として、整復操作(関節調整)を行います。特に「逆整復」という、あえて関節を小さくずらす技法では、施術前後の身体変化を3つの方法で測ってきました。
- ① 足圧計測:足の裏のどこに体重がかかっているかを測る装置
- ② モーションキャプチャー:体の動きを3次元で記録するシステム
- ③ エコー画像:超音波を使って、筋肉や筋膜の状態を画像化する技術
当院で確認できたこと
逆整復の前後で、以下のような変化が起きていました。
- 足の裏の体重バランスが変わる(立ち方が変わる)
- 歩き方や動き方が変わる
- 筋肉を覆う膜(筋膜)の厚みが変わる
これが意味すること
人の体は、ある一箇所だけが独立して動いているのではなく、「関節・筋肉・動きが全部つながって動いている」のです。
膝が痛いから膝だけ、肩が痛いから肩だけ、というアプローチでは限界があります。全身のバランスを評価したうえで施術を組み立てることが、症状の根本に対応するために大切なのです。
当院ではこの理解に基づいて、症状が出ている部位だけでなく、それに繋がる全身の状態を見たうえで施術を行っています。
だから「できること」「できないこと」を
正直に伝えます
こうして「測れる範囲」「説明できる範囲」を大切にしているからこそ、当院では正直にお伝えしていることがあります。
対応できる症状については、なぜ効くのかを説明します
施術の前に、「あなたの症状に対し、私たちが何をどう考え、どんなアプローチをするのか」を、できる限り言葉と図でご説明します。
施術しても変化が見られない場合は、率直に申し上げます
急性症状なら2〜3回、慢性症状なら5〜6回の施術で明らかな変化が見られない場合、ごまかさずにそのことをお伝えし、適切な医療機関をご紹介します。
対応できない症状は最初からお断りし、医療機関をご案内します
過去の臨床で改善実績がない症状や、命に関わる可能性のある症状については、最初からお受けしません。
業界への一つの問いかけとして
「何でも対応できます」と言わない選択は、業界の中では珍しいかもしれません。しかし、それこそが患者さんへの誠実さだと、当院は考えています。
学会発表・講師活動
院長は、こうした研究内容を継続的に学会で発表してきました。
研究内容の詳細は、必要に応じて学術論文・発表スライドをご共有することも可能です。
医師・歯科医・他職種の先生方からのお問い合わせもお受けしています。